スポーツクラブに入会前に準備しておく物は?現役トレーナー目線でお答えします!

スポーツクラブに行ってみたいけど、初心者だから不安だなとか、何を着て運動するの?など、スポーツクラブに入るには、気になることが色々あるようです。

私は、スポーツクラブ会員歴3年インストラクター歴27年です。この間、たくさんのお客様、たくさんのスタッフ、たくさんのトレーナーと出会いました。

運動指導するだけでなく、入会の手続きや見学の対応もしているので、入会検討中の方の不安事も、たくさん聞きました。

ここでは、私のこれまでの経験を踏まえ、入会するにあたって必要な物やウェア不安な事を解消していきたいと思います。

スポーツクラブ入会の為に準備しておくものは?

ウェア

動きやすい服装であれば、特に決まりはありません。男性で多いのは、Tシャツに短パン(ハーフパンツ)女性はTシャツにレギンス、あるいはその上にショートパンツという方が多いです。

たまに、ボトムスがレギンスのみの方で、下着が透けてしまっていることがあります。ただ立っている時はいいけれど、膝を曲げるスクワットや、ヨガのポーズをした時に、生地が伸びて透けてしまうようです。

スポーツ専用のレギンスを履くか下着をスポーツ用のインナーにすると問題ないかと思います。

年齢層が上の方は、ジャージを着ている方もいます。ただ建物の中は寒くはないので、ジャージの上着を着ていると暑すぎるかもしれません。

その方の体質や運動量にもよりますが、具合が悪くならにように、温度調節は、常に気にしていた方がいいです。汗かきの方は、トレーニングの途中で、着替える可能性も考慮し、予備のTシャツを持っていくのもおすすめです。

スポーツクラブに慣れてくると、参加するスタジオレッスンの内容に合わせて、ウェアを着替える方もたくさんいます。好きなウェアを着て、トレーニングすることは、モチベーションが上がるので、おすすめです。

シューズ

もちろん運動用のシューズがいいのですが、最近、履かれている方が多いのは、ランニングシューズです。トレッドミルで走るかもしれないですし、販売されている種類が一番多いと思います。

あまり重たくなく履いた時に痛みがない物がいいです。学生時代にやっていたスポーツのシューズを使用されている方もいます。

バスケットシューズは重ためですが、履きなれている、あるいは、現在もバスケットをしている等の理由で使用している方もいますし、ダンスのレッスンでは、ファッションとして履いている方もいます。

フットサルシューズやバレーボールシューズ、高校生の時の上靴を履いている方もいます。ただ、たくさん履いたシューズはクッションが効いていないかもしれません

筋トレのみであればいいのですが、スタジオレッスンに参加したり、ランニングやウォーキンをする場合は、クッションが効いていないと足腰に負担がかかり過ぎることが考えられます。トレーニングする内容に合わせて、シューズを選びましょう

(プールを利用される方)水着・キャップ・ゴーグル

プールを利用したい方は、水着キャップは必須です。ウォーキングやアクアビクスのみであれば、キャップが必要のないクラブもありますので、通うスポーツクラブが決まったら、聞いてみましょう。

泳がなければ、ゴーグルはなくて大丈夫ですね。たまにウォーキングしかしないけど、水が顔にかかるのが苦手でゴーグルをしている方もいます。

水着は、競泳用が良いと思います。水泳の選手みたいな物もあれば、プール愛好家用みたいな水着もたくさんあります。

男性でも女性でも、海水浴で使用するタイプの物を着用されている方も、わずかながらいらっしゃいます。

タオル

トレーニング中に汗を拭くタオルと、トレーニング後、シャワーを浴びたり、お風呂に入った時に、身体を拭くバスタオルがあるといいです。バスタオルは、なかなかの荷物になるので、薄手の物を用意したり、有料のレンタルタオルを利用される方もいます

ウォーターボトル

トレーニングに、水分補給は欠かせません。脱水症状を起こしてしまったり、貧血でフラフラになるのを防ぐ為にも、こまめな水分補給は重要です。

水分を用意しましょう。自動販売機で飲み物を買ってもいいですし、お気に入りのウォーターボトルに水を汲むこともできます。

タオルやウォーターボトルを入れる袋

トレーニング中、タオル・水分を持ち歩くことになります。さらに今は、スマホを持ち歩いている方がほとんどです。

これらを、小さなトートバックみたいな物に入れている方が多いです。男性は、袋などに入れていない方の方が多いですが、女性は、ほとんどの方がトートバックのような物に入れています。

入浴グッズ

トレーニング後、入浴される方は、愛用のシャンプーやコンディショナーを利用されている方が多いです。備え付けの物があるスポークラブがほとんどだと思うので、それらを利用している方もいます。

浴槽のあるスポーツクラブの浴室は、銭湯をイメージしておけば大丈夫です。

入会手続きに必要な物

  • 会費を引き落とす口座のキャッシュカードか、クレジットカード
  • ご本人確認書類
  • 入会金や登録料(キャンペーンによっては、無料になることがあります)
  • 会員証発行料

上記があれば、入会手続きはスムーズに進むと思いますが、通うスポーツクラブ決まったら、事前に問い合わせてみると安心です。最近はWEB入会ができるクラブも多く、その場合、もっと手続きがスムーズになり、さらに特典を受けられることもあります。

通うにあたって不安な事は?

初めてでなにもわからない

心配無用です。初めての方が、入会しても困らないように、施設の基本的な使い方、トレーニングのやり方など、スタッフが案内してくれます

目的に合わせて、どんなトレーニングをしたらいいのかのアドバイスもしてくれます。スポーツクラブによって、有料・無料の差はあるかもしれませんが、トレーニングメニューの作成もしてくれます。

一人でトレーニングするのが不安な方は、有料になると思いますが、マンツーマンの指導をうけることもできます。慣れてきたら、マンツーマン指導の必要がなくなるかもしれないですし、慣れても、ついてもらった方ががんばれるのであれば、継続してもいいですね。

他の会員さんはみんな友達で、自分だけ孤独なんじゃないか

お友達同士や、ご家族で入会される方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が、お一人で始めています。お友達同士に見える多くの方は、スポーツクラブで知り合った友達です。

同じ時間にトレーニングしていると、なんとなく挨拶するようになり、気づけばお話するようになっていたというのがほとんどです。かと言って、みんなが友達なわけではありません。

一人が好きな方もたくさんいらっしゃいますし、知り合いのいない所がいいという方もいらっしゃいます。ですから、お一人様は、全く珍しくありません

私の個人的意見としては、お友達と入会することは、一方が行かなくなると、「じゃぁ、私も休む」となってしまうようなので、おすすめしません。マイペースを保てる方なら大丈夫ですけどね。

お一人で入会するのは不安かもしれませんが、入会目的の達成の為には、その方がおすすめです。